くすみが気になりだした30代へ/私が見直した3つのこと

SKIN/スキンケア・コスメ

「ファンデーションの色は変えていないのに、最近なんだか顔が暗く見える」
「寝てるのに、『疲れてる?』と聞かれる回数が増えた」

30代に入ってから、そんな違和感を覚えていませんか?

私も数年前、写真に写った自分の顔色を見て「あれ?」と思った一人です。最初に考えたのは「美白系の美容液を買い足そうかな」でした。でも結論から言うと、私がくすみ対策として最初に見直したのは、高い美容液ではなく「落とすケア」「血流」「睡眠」の3つの習慣でした。

私は理学療法士として、血流や姿勢、体のこわばりと毎日向き合う仕事をしています。そして20歳から約10年間、石鹸の製造現場で洗浄成分を扱ってきました。スキンケアは長年、自分の肌でいろいろ試し続けています。体の仕組みを知る仕事をしているからこそ、「くすみは肌表面だけの問題じゃないかもしれない」と気づけたのだと思います。

原因に合っていないケアをやみくもに足し続けると、お金も時間ももったいない——これは高い美容液から入ろうとした、過去の私への言葉でもあります。

この記事で紹介するのは、今夜から、お金をかけずに始められることばかりです。久しぶりに会った友人に「なんか顔色いいね」と言われる。そんな小さな変化を目指して、私が実際に見直した3つのことをお話しします。

30代のくすみ、原因は1つじゃない

そもそも「くすみ」とひとことで言っても、原因はいくつかのタイプに分かれるといわれています。

  • 汚れ・古い角質によるもの:落としきれていないメイクや皮脂、たまった角質で肌の透明感が失われて見える
  • 血行不良によるもの:血のめぐりが滞って、顔色がどんよりして見える
  • 乾燥によるもの:肌表面のキメが乱れて、光をきれいに反射できなくなる

ここで大事なのは、タイプが違えば、合う対策も違うということです。

たとえば血行不良タイプの人が美白系コスメだけを頑張っても、なかなか手応えを感じられないかもしれません。逆に、汚れ・角質タイプの人がマッサージだけ続けても、土台のケアが追いついていない可能性があります。

私自身、「とりあえず良さそうなコスメを足す」を繰り返して遠回りした経験があるからこそ、まず自分のくすみがどのタイプに近いのか、見当をつけてから動くようになりました。

そのうえで私が見直したのが、次の3つです。

見直したこと①「落とすケア」:足す前に引き算から

最初に手をつけたのは、美容液を足すことではなく、クレンジングの見直しでした。

石鹸の製造現場に10年いた私の持論は、「洗浄こそスキンケアの土台」です。どんなにいい化粧水や美容液を重ねても、その下に落としきれていない汚れや古い角質が残っていたら、ラップをかけた土に水やりをしているようなもの。どんなに栄養をあげたくても土には届きません。

さくぴい
さくぴい

栄養が届かない土はどうなるか。お花が咲かないどころか枯れちゃうよね。

そのくらい土台づくりは大事なんだ!

実際、クレンジングを見直してからの私は、「攻めのケアを足す前に、まず引き算」が習慣になりました。夜の洗面台に立つ時間は変わっていないのに、肌を触ったときの感触が変わってきた気がする——そう感じられたのが、スキンケア全体を見直す転機になりました(あくまで個人の感想です)。

▶クレンジングの見直しが、私のスキンケアの転機になりました。石鹸の原料を10年量ってきた私が、ドラッグストアで何本も成分表を見比べて選んだ1本と、その選び方の基準は、こちらの記事で詳しく書いています。

毛穴悩みを卒業した30代のクレンジング
20代からずっと気になっていた毛穴が30代でさらに目立つように。 化粧水・美容液を変えても変わらなかった私が、あるクレンジングに 変えてから「あれ?」と感じた体験を正直に書きました。

見直したこと②「血流」:理学療法士としての視点から

ここからが、体の専門職としていちばんお伝えしたい部分です。

顔色と血流には深い関係があるといわれています。私は仕事で毎日利用者さんの体に触れていますが、首や肩まわりがガチガチにこわばっている方は、顔色がどんよりして見えることが多い——というのが、現場での率直な実感です。

そして30代の私たちの生活を振り返ると、思い当たることがありませんか?

デスクワークやスマホで、頭が前に出た姿勢のまま何時間も過ごす毎日。頭の重さは体重の10%と言われており、約4〜6kg程度でボウリングの球1個分が身体の1番上に乗っている状態です。前に傾くほど首や肩の筋肉には大きな負担がかかります。首まわりがこわばれば、顔へ向かうめぐりにも影響しそうだ、というのは想像しやすいと思います。

私が日課にしている「寝る前3分」首・肩ほぐし

さくぴい
さくぴい

1回3分のセルフケアを紹介するよ

簡単だから試してみてね!

  1. 耳の下から鎖骨にかけて優しく指でつまむ
     顔を横に向けた時に浮き出る「胸鎖乳突筋」という筋肉を親指・人差し指・中指で優しくつまみ、首から鎖骨まで筋の走行に沿って揺らしてほぐします
  2. 鎖骨の下を指でくるくるさする × 左右30秒ずつ
     強く押す必要はありません。「気持ちいい」と感じる強さで十分です。
  3. 肩をすくめてストンと落とす×10回
     息を吸いながら肩を耳に近づけ、吐きながら一気に脱力。力が抜ける感覚をつかむのがポイントです。

「治す」「ほぐせば改善する」とは言いません。これは私が、自分の顔色と機嫌のために続けている習慣です。ただ、体に触れる仕事を長年してきた人間が、自分のために選んでやっていること——そう思って試してみてもらえたら嬉しいです。

※痛みやしびれがある方は無理をせず、医療機関にご相談ください。

見直したこと③「睡眠とのつき合い方」——完璧を目指さない

3つ目は睡眠です。

訪問の仕事をしていると、体調と顔色のつながりを感じる場面が本当に多くあります。よく眠れた日とそうでない日で、表情の明るさが違って見える——これは利用者さんだけでなく、鏡の中の自分にも当てはまりました。

とはいえ、30代は仕事も家のことも忙しくて、「8時間寝ましょう」と言われても現実的じゃないですよね。だから私は、完璧を目指すのをやめて、今夜からできる小さな工夫を2つだけ続けています。

  • 寝る30分前にスマホを枕元から離す:充電場所を寝室の入口に変えただけ。意志の力に頼らず、物理的に距離を取るのがコツでした
  • 湯船に10分つかる日を週に数回つくる:毎日じゃなくていい、と決めたら続くようになりました。体が温まると、そのまま眠りに入りやすい感覚があります

どちらも0円です。「ちゃんとやらなきゃ」と思った瞬間に続かなくなるのが習慣なので、ハードルは低いほどいい、というのが私の結論です。

また、睡眠の質を上げるには枕の選び方も大切だと日々感じています。いずれ私のおすすめをお伝えできたらと思います。

まとめ:くすみ対策は、高い美容液の前にできることがある

最後に、私が見直した3つをもう一度。

  1. 落とすケア——足す前に引き算。洗浄はスキンケアの土台
  2. 血流——寝る前3分の首・肩ほぐしを日課に
  3. 睡眠——完璧を目指さず、小さな工夫を2つだけ

どれも特別な道具はいらず、今夜から始められることばかりです。まずは寝る前の3分ほぐしから。お金は1円もかかりません。

そして「落とすケアから見直したい」と思った方は、石鹸製造10年の私がクレンジングをどう選んだか、こちらの記事を入口にしてみてください。毛穴悩みを卒業した30代のクレンジング

さくぴい
さくぴい

鏡を見るたびのため息が、「今日は顔色いいかも」に変わる日を目指して。

一緒にコツコツやっていこう!

※本記事は個人の体験・感想をもとにした情報提供が目的です。
※効果・効能には個人差があります。
※医療行為・診断・治療を目的とするものではありません。
※体調不良・持病のある方、妊娠中・治療中の方は必ず医師・薬剤師にご相談ください。

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