プロテインを買おうと思って調べたら、ホエイ、カゼイン、ソイ。そこに味とメーカーの掛け算で、選択肢が何百通りにもなっていました。
ランキング記事をいくつか開いてみても、1位はサイトごとに違う。結局どれを買えばいいのか分からないまま、その日はカートに何も入れずに終わりました。
いま思うのは、選べなかったのは情報が足りなかったからではなく、自分の基準がなかったからだということです。
私は朝食のときとジムの後、毎日プロテインを飲んでいます。理学療法士として働きながら、フィジークの大会に出ている夫の食事も横で見てきました。そのうちに、見るところが3つに減りました。

この記事では3つの視点と、溶け残りをほぼ解決した方法、そして1つに絞らない買い方をお話しするよ!きっとみんなの役に立つ情報だから、読み終わる頃には、ランキングを最初から眺めなくてよくなっているはず!
「種類が多すぎる」の正体
プロテインが選びにくいのは、単純に選択肢が多いからではありません。
評価する軸が、人によってバラバラだからです。
ランキング記事は、それぞれの軸で1位を決めています。
- たんぱく質の含有率を重視する人
- 価格を最優先する人
- 味だけで決める人
だから読み比べるほど答えが割れていく。
私も最初は、いくつも記事を開いては閉じていました。読めば読むほど分からなくなるのは、情報が足りないからではなく、自分がどの軸で選びたいのかが決まっていなかったからです。
まず、見るのをやめたもの
3つを挙げる前に、私が見なくなったものから書きます。
- ランキングの順位そのもの
誰かの1位が自分の1位とは限らないから - 細かい成分の数値の見比べ
毎日続けられるかは、そこでは分からないから
成分表が無意味という意味ではありません。ただ、そこを突き詰めても「毎日続けられるかどうか」は分からない。私にとっての優先順位が違った、というだけの話です。
見るものを減らしたら、選ぶのがずっと速くなりました。
毎日飲んでいる私が見ている3つ
① コスパ(袋の値段ではなく、1杯で見る)
袋に書いてある金額ではなく、1杯あたりいくらかを計算します。
いま私が飲んでいる2つを、実際に並べてみます。
| 種類 | 1袋の値段 | 1杯の量 | 1袋で何杯か | 1杯あたり |
|---|---|---|---|---|
| コスパ重視のもの | 3kg 8,999円 | 28g | 約107杯 | 約84円 |
| お気に入りのもの | 1kg 5,280円 | 30g | 約33杯 | 約160円 |
差は約1.9倍。 毎日のことなので、ここまで開くと家計に効いてきます。
そしてここが大事なのですが、この2つ、どちらもホエイで、1杯で摂れるたんぱく質の量はほとんど変わりません。
つまり「高いほうがたんぱく質をたくさん摂れる」わけではないんです。値段の差は、たんぱく質の量ではなく、別のところから来ています。私も最初は、高いほうが中身も濃いのだろうと思い込んでいました。
ビタミンなどの配合は違いがあるかもしれません。気になる方は成分表を見比べてみてください。
② 溶けやすさ
これが一番、買う前に分からないところです。
どのメーカーも「溶けやすい」と書いています。でも実際に振ってみると、はっきり差があります。
朝の忙しい時間にこれをやると、けっこう気持ちが削られます。いろいろ試している私は今でも、溶けにくいものに当たることがありますよ。
「溶けない」の原因は、粉のほうじゃないかもしれません
ただ、ここで先にお伝えしたいことがあります。
夫に教わってから、溶け残りがかなり減りました。
シェイカーに先に水を入れて、そのあとから粉を入れる。それだけです。
粉を先に入れて水を注ぐと、底で固まってダマになりやすい。順番を逆にするだけで、私が持っているどのプロテインも、明らかに溶けやすくなりました。
だから「溶けない=この商品はハズレだった」と決める前に、一度これを試してみてほしいです。
それでも底に残るようなら、そのときは商品側の問題だと思います。

粉が先か、水が先か。たったこれだけで変わるなんて、最初は半信半疑だったよ〜!
③ 味(正解を探すより、苦手を知る)
味には万人の正解がありません。だから私は、自分の苦手な系統を知っておくほうが早いと考えています。
私の場合はこうです。
- 好きなのはチョコレートとイチゴミルク
- 苦手なのは柑橘系とバニラ。どうしても薬品っぽさを感じてしまって、自然な香りがしない
これは完全に好みの話で、同じものを「さっぱりしていて飲みやすい」と言う人もいます。だからこそ、他人の「おいしい」より、自分が過去に苦手だった系統を覚えておくほうが役に立ちます。
ちなみに私は同じ味が続いても平気なタイプですが、夫はその日の気分で味を変えています。飽きるかどうかも人によります。
どれから確かめると、失敗しにくいか
3つのうち、買う前に確かめられないのは「溶けやすさ」だけです。
- コスパ … 買う前に計算できる
- 味 … 好みの系統から、ある程度の予想はつく
- 溶けやすさ … 飲んでみるまで本当に分からない
だから確かめる順番としては、コスパと味である程度しぼって、最後の溶けやすさは実際に飲んで判断する、という形になります。
ここが唯一のリスクなので、次の話につながります。
目的で変わるところ、変わらないところ
目的で変わるのは「種類」だけ。
3つの基準は、目的が変わっても変わりません。
何のために飲むかで、選ぶ種類は変わります。体づくりのためなのか、食事で足りない分を補うためなのか、朝食の代わりにするのか。
でも、3つの基準そのものは目的が変わっても変わりません。 どんな目的で飲むにしても、続けられない値段では困るし、溶けなければストレスだし、苦手な味なら手が伸びない。
だから目的が変わるたびに一から選び直す必要はない、というのが私の実感です。
ちなみにプロテインは、あくまで食事の補助です。食事そのものが続かなくて困っている方は、筋トレの食事、正直めんどくさい:フィジーク夫を支えてきた私がマッスルデリLEANを実食した本音レビューのほうが役に立つかもしれません。
小さく試して、合ったら大きく買う
溶けやすさが買う前に分からない以上、初めて買う商品でいきなり大袋を選ぶのは分が悪いです。
選び方のおススメはこちらです。
- 初めてのものは、小さいサイズから
- 2週間ほど飲んでみて、プチストレスが増えていないかを確かめる
- 問題なければ、次から大袋に切り替える
さきほどの1杯84円は、この手順を踏んで「これは合う」と分かってから3kgを買った結果です。最初から3kgを買っていたら、合わなかったときの損が大きすぎました。
順番としては、小さいサイズで溶けやすさと味を確かめて、合格したものだけ大袋へ。コスパは最後に効いてくる基準、という感覚です。
実は私、1つに絞っていません
最後に、少し変わった買い方の話をします。
私は、お気に入りのものとコスパ重視のものを、交互に買っています。
3つの基準は、実は時々ぶつかります。いちばん安いものが、いちばんおいしいとは限らないからです。1つに絞ろうとすると、必ずどこかを諦めることになります。
だから私は絞るのをやめて、役割を分けることにしました。
交互に買うと、平均するとこうなります。
| 買い方 | 1杯あたり |
|---|---|
| コスパ重視だけ | 約84円 |
| 交互に買う | 約102円 |
| お気に入りだけ | 約160円 |
ちょうど真ん中あたりに着地します。
1つに絞れないなら、絞らなくていい。
満足感を手放さずに、支出は抑えられます。
ランキング記事はどうしても「1位はこれ」で終わりますが、毎日飲む人にとっては、1つに決めないという選択肢もあります。
まとめ
プロテインが選べなかったのは、情報が足りなかったからではありませんでした。自分の基準がなかっただけです。
私が見ているのは3つだけです。
- コスパ(袋の値段ではなく1杯あたりで見る)
- 溶けやすさ(その前に、水を先に入れる方法を試してみる)
- 味(正解を探すより、自分の苦手を知る)
そして、小さく試して合ったら大きく買う。1つに絞れないなら、絞らなくていい。
この3つが決まってから、新しい商品が出ても慌てなくなりました。選ぶのにかかる時間も、ずいぶん短くなっています。
そもそも続けること自体がしんどい、という方は、筋トレを続けるのが苦手だった30代の私が、やめずに済んでいる3つの仕組みもあわせてどうぞ。
※本記事は個人の体験・感想をもとにした情報提供が目的です。 ※効果・効能・感じ方には個人差があります。 ※本記事は特定の食品による医学的効果・ダイエット効果を保証するものではありません。 ※食物アレルギーのある方は、必ず原材料表示をご確認ください。 ※持病のある方、食事制限中の方は、医師・専門家にご相談ください。


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