妊活中にビタミンDをすすめられて調べてみたら、サプリによって配合量がまるで違いました。
私はそのとき、妊活サプリとは別に、クリニックで買ったビタミンDのサプリも飲んでいました。1回に飲むのは6錠。毎日のことなので、正直しんどいなと思っていました。
そんなときに見つけたサプリの表示が「30μg」。ひとつで足りるかもしれない、と思った一方で、この量は多すぎないだろうかと手が止まりました。
調べてみると、ビタミンDの耐容上限量は100μg。30μgはその3割ほどでした。私はいま、飲む錠数が6錠から3錠に減っています。
私は人工授精中で、主治医からビタミンDをサプリでも摂るように言われています。だから「どのくらいが適量なのか」は、自分にとって切実な問題でした。

この記事では、数字の意味と成分表の見方をお話しするよ!読み終わる頃には、サプリの裏面を見て自分で判断できるようになるはず!
主治医に言われたのは「商品」ではなく「栄養素」だった
先にはっきりさせておきたいことがあります。
私が主治医に言われたのは「ビタミンDをサプリでも摂ってください」ということだけです。特定の商品をすすめられたわけではありません。
どのサプリにするかは、自分で調べて自分で決めました。この記事で紹介する商品も、私が選んだものであって、医師が推奨したものではありません。
必要な量は人によって違いますし、足りているかどうかは血液検査で分かることです。だからこの記事は、商品の話よりも先に、数字の話から始めます。
私は、妊活サプリとビタミンDを別々に飲んでいた
以前の私は、妊活用のサプリを飲みながら、ビタミンDのサプリをクリニックで別に買って飲んでいました。
| 以前 | 現在 | |
|---|---|---|
| 飲んでいたもの | 妊活サプリ + ビタミンDのサプリ | ベルタプレリズムのみ |
| 1回に飲む錠数 | 6錠 | 3錠 |
6錠って、並べてみるとけっこうな量です。飲むこと自体もそうですが、2種類を切らさないように管理するのが地味に大変でした。片方だけなくなる、注文のタイミングが合わない、そういう小さな面倒がずっと続きます。
妊活中は考えることが多いので、こういう細かい負担は減らせるなら減らしたい。そう思っていました。
ビタミンDは1日にどれくらい?「30μgは摂りすぎ?」
目安量は9.0μg、耐容上限量は100μg。30μgは上限の3割ほどにあたります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、18歳以上の男女ともに1日の目安量は9.0μgとされています。2020年版では8.5μgだったので、引き上げられた数字です。
そして耐容上限量は100μg。これは「健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限」と定義されています。
| 数値 | |
|---|---|
| 1日の目安量(18歳以上) | 9.0μg |
| ベルタプレリズム(3粒あたり) | 30μg |
| 耐容上限量 | 100μg |
こうして並べると、30μgは目安量より多い一方で、上限に対しては3割ほどという位置にあることが分かります。私が「多すぎるのでは」と感じたのは、目安量とだけ比べていたからでした。
ただし、これで「安全です」と言い切るつもりはありません。足りているかどうかは血液検査で分かることですし、必要量には個人差があります。私自身も検査を受けた上で、主治医に言われて摂っています。
サプリで摂る量は、まず主治医にご相談ください。自己判断で増やさないでください。ビタミンDは体に蓄積しやすい脂溶性ビタミンです。
なぜ、別々に飲む必要があったのか
以前飲んでいた妊活サプリにも、ビタミンDは入っていました。それでも別に足していたのは、私の場合は、それだけでは主治医に言われた分をまかなえなかったからです。
サプリの良し悪しの話ではありません。同じ「配合」でも量はまったく違う、というだけの話です。
私が成分表で見ているのは、次の3つです。
ベルタプレリズムは、栄養成分表示に「3粒あたり ビタミンD 30μg」と書かれています。ここを確認できたので、1本にまとめられると判断できました。
「妊活にいい」と書かれた表示が存在しない理由
もうひとつ、成分表を見るときに知っておくと便利なことがあります。
消費者庁のルールでは、ビタミンDについて表示できる文言が決まっています。
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
表示できるのは、骨の話までです。 妊活との関係は、制度上どのサプリも書くことができません。
だから商品のパッケージを見て「妊活にいいとは書いていないな」と思っても、それは物足りないからではなく、書けない決まりだからです。ここを知っておくと、表示を過剰に期待せずに読めるようになります。
6錠が3錠になって、変わったこと
ベルタプレリズムを飲み始めて感じているのは、いたってシンプルなことばかりです。
粒が小さく、表面がつるんとしています。 3錠をまとめて口に入れても、引っかからずに飲み込めます。味はしません。
そして何より、管理するサプリが1本になりました。買い足すタイミングを気にするのが1つで済むので、飲み忘れも減っています。
体調がどう変わったかについては、書けることがありません。サプリはそういうものだと思っていますし、私が良いと思っているのは飲みやすさと管理のしやすさです。

毎日のことだから、6錠が3錠になるだけでけっこう違うんだよ〜!
妊活中だけのサプリ、という設計
これは選ぶときに知っておいてよかったと思ったことです。
ベルタプレリズムは妊活中に飲むもので、妊娠したらベルタの別のサプリに切り替わる設計になっています。
つまり、一生飲み続ける前提の商品ではありません。いつまで飲むのかが最初から決まっているというのは、選ぶ側からするとむしろ分かりやすいと感じました。
妊活中に必要なものと、妊娠してから必要なものは違います。そこを商品側で分けてくれているので、自分で切り替えを判断しなくて済みます。
向いている人・向かない人
正直なところ、誰にでもすすめられるものではありません。
特に1つ目は大事です。足すのではなく、置き換えるものとして考えたほうがいいと思います。
まとめ
「30μgは摂りすぎ?」という疑問から始まりましたが、調べてみると耐容上限量は100μgで、30μgはその3割ほどでした。目安量とだけ比べていたから、多く見えていたんですね。
成分表で私が見ているのは3つです。
この見方が分かると、パッケージの裏を見て自分で判断できるようになります。私はそれで、6錠を3錠に減らすことができました。
ただし、必要な量は人によって違います。まずは主治医に相談してください。
妊活中の化粧品選びについては、妊活中のスキンケア、何を選べばいい?:レチノールをやめた私が成分表で選んでいるものに書いています。同じように成分表を見て選んだ話です。
そして、もし同じ経験をされた方がいたら。私は稽留流産を経験しています。そのときのことは稽留流産を経験して、「やっぱり子どもが欲しい」と気づいた話に書きました。
※本記事は個人の体験・感想をもとにした情報提供が目的です。 ※効果・効能・感じ方には個人差があります。 ※本記事は特定の食品による医学的効果を保証するものではありません。 ※サプリメントは医師の診断・治療に代わるものではありません。 ※必要な栄養素の量は個人差が大きく、血液検査などをもとに判断されるものです。 ※妊活中・妊娠中の方、通院中の方、持病のある方は、必ず主治医にご相談ください。 ※食物アレルギーのある方は、必ず原材料表示をご確認ください。
出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
- 消費者庁「食品表示基準」栄養機能食品の機能に関する表示


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