評判のクレンジングを買っては、合わない。乾燥する、すっきりしない、翌朝べたつく。20代の私は、ずっとその繰り返しでした。
実は同じころ、私は石鹸工場で洗浄の原料を毎日量っていました。それでも、自分のクレンジングは選べていなかったんです。
ウォーター、拭き取り、ミルク、オイル。4つのタイプを試して、あとから分かったことがあります。合わなかった理由は、タイプごとに違っていました。

何が合わなかったかを言葉にできると、次の1本で同じ失敗をしなくて済むよ〜!
20代は、ずっとクレンジング難民だった
20代の私は、クレンジングをほとんど調べずに選んでいました。
基準は、流行っているかどうかと、口コミの評判です。買う場所はドラッグストアやロフトで、2,000円以内に収まるものがほとんどでした。
流行っていたものに飛びついては、合わないと感じて、1本を使い切らずにやめてしまうこともよくありました。
エステに通っていた20代前半には、当時の私にしては思い切った5,000円以上のクレンジングを買ったこともあります。それでも、難民の状態は20代のあいだ続きました。
安いものでも高いものでも、合わない理由は分からないままだった
いま振り返ると、問題は値段ではありませんでした。何が合わなかったのかを、自分で言葉にできていなかったのだと思います。
試した4タイプと、私の肌で合わなかったところ
試したタイプを並べると、こうなります。
| タイプ | 選んだ理由 | 私の肌では |
|---|---|---|
| ウォーター | 流行っていたから | 乾燥する |
| 拭き取り | 楽がしたかったから | すっきりしない |
| ミルク | 流行っていたから | すっきりしない |
| オイル | 評判を見て | 翌朝べたつく |
同じ「合わない」でも、乾燥するのか、すっきりしないのか、べたつくのか。感じ方はタイプによってばらばらでした。
ウォータークレンジング:乾燥する
当時流行っていたので選びました。
ところが使ってみたら、バリバリに乾燥してしまいました。肌が薄く刺激に弱いタイプなので、合わなかったのだと思います。1本を使い切らずにやめています。
拭き取りタイプ:すっきりしない
これは流行りではなく、楽がしたかったから選びました。洗い流さずに、拭くだけで終わるのが魅力でした。
ただ毎日のメインにすると、私にはすっきりしない感じが残りました。
それでも拭き取りは、今も使い続けています。ただし疲れた日だけです。毎日のメインには合わなくても、何もせずに寝てしまうよりはずっといい。役割を変えたら、手放さずに済みました。
ミルクタイプ:すっきりしない
肌にやさしそうなイメージがあり、これも流行っていたので選びました。
使い心地はやわらかいのですが、私にはすっきりしない感じがありました。ウォーターと同じく、使い切らずにやめています。
オイルタイプ:翌朝べたつく
オイルは、評判の良いものをいくつか試しました。メイクはよく落ちるのですが、翌朝、顔がべたつくのが気になりました。
オイルは水となじませて乳化させてから流すのが基本です。乳化が足りないと油分が残る感じがして、丁寧に乳化させるひと手間が必要でした。そのひと手間が毎回億劫で、省くと翌朝のべたつきにつながる。この繰り返しでした。
ちなみに、バームも試したことがあります。私の肌にはべったりする感じがして、あまり印象に残っていません。今思えば、オイルのべたつきと同じ方向の「合わない」だった気がします。
合わなかった理由を、石鹸工場経験者の目で整理すると
石鹸工場で10年、原料の計量と調合をしていて身についたのは、洗浄は「何を」「どれだけ」で決まるという感覚です。同じ原料でも、配合の比率が少し違えば、洗い上がりは別物になります。
その目で20代の失敗を振り返ると、こう整理できます。
| 感じたこと | 私の理解 |
|---|---|
| 乾燥する | 落とす力が、私の肌には強すぎたのかもしれない |
| すっきりしない | メイクや皮脂を、落としきれていなかったのかもしれない |
| 翌朝べたつく | 落としたものを、流しきれずに残していたのかもしれない |
「合わない」には、落としすぎ・落とし足りない・流し足りないの3種類があった
どのタイプが悪い、という話ではありません。私の肌と、そのタイプの組み合わせが合わなかったのだと思います。同じタイプでも、合う人はたくさんいるはずです。
20代の私は、この3つを全部「合わない」のひと言でまとめていました。だから次の1本を選ぶときも、何を避ければいいのか分からなかったのだと思います。
難民を抜けたきっかけ
難民を抜けたのは、オルビス ザ クレンジングオイルに出会ってからです。
いちばん大きかったのは、乳化させなくても、すっきり洗い流せたことでした。オイルで困っていた「乳化のひと手間が億劫」が、そのままなくなりました。
いまは、オルビスのあとに洗顔までをしています。▶ クレンジングだけして寝るのはあり?W洗顔が要るかはクレンジングで決まる
洗顔までを1セットにすると、20代に悩んでいた翌朝のべたつきも気にならなくなりました(あくまで個人の感想です)。
選んだ理由や使い方は、こちらに詳しく書いています。 ▶ 毛穴悩みを卒業した30代のクレンジング

20代の私に「値段より、何が合わないかを先に考えて」って言いたい…!
疲れた日だけ使っているもの
毎日はオルビスですが、疲れた日のために2つ置いています。
20代に合わなかった拭き取りも、役割を変えて今も使っています。どんな日にどれを使っているかは、こちらに書いています。 ▶ クレンジングがめんどくさい:疲れた日と、しっかりメイクの日の落とし方
同じように迷っている人へ
もし今、クレンジング選びで迷っているなら、次の1本を探す前に、今のクレンジングで何に困っているかを先に言葉にしてみてください。
困っていることが分かれば、次に選ぶときに避けたいものが見えてきます。成分表のどこを見ればいいかは、こちらにまとめています。 ▶ クレンジングの選び方に迷う30代へ:裏面の3行だけ見れば決まる
まとめ
- 20代の私は、流行りと口コミで選んでは合わない、を繰り返していた
- 値段を上げても、難民は終わらなかった
- 合わなかった理由は、乾燥する・すっきりしない・べたつくとタイプごとに違った
- 何が合わないかを言葉にできると、次の1本で同じ失敗をしにくい
20代の私に足りなかったのは、良いクレンジングの情報ではなく、自分が何に困っているかを知ることでした。
※本記事は個人の体験・感想をもとにした情報提供が目的です。 ※効果・効能には個人差があります。 ※医療行為・診断・治療を目的とするものではありません。 ※体調不良・持病のある方、妊娠中・治療中の方は必ず医師・薬剤師にご相談ください。


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